西尾心理療法指導室うつ病 自律神経失調症 緊張症

心理療法のメカニズム 〜なぜ改善されるのか?〜


潜在意識(深層心理)と表面意識

 

          

私たちの心には、表面意識(意識している心)と、潜在意識(下層意識)があり、その力関係は表面意識の力が10に対し、潜在意識には90の力があると言われています。例えば、過去に人前で緊張し震えたという出来事が90の力がある潜在意識に記憶されていると、表面意識で「今日は絶対に上がらないぞ」と頑張ってみても、実際の場面では緊張して震えてしまうことがあります。これは、潜在意識に入り込んでいるマイナスの学習に意識が負けてしまうからであり、性格面でも同じことが言えます。

ストレスを受けやすい心の人が、ストレスを溜めてしまって自律神経が緊張し続けている状態が「自律神経失調症」ですし、ストレスを溜めすぎて脳が緊張した状態が「神経症」ですから、潜在意識にストレスを溜めにくい心を作り、潜在意識にあるストレスを減らしてあげることが出来れば症状が改善されるのです。

教材としてお渡しするCDの音声を聞いていると、潜在意識への窓が開いて内容が潜在意識に入り込むように作られています。内容を覚える必要はありません、気楽な気持ちでCDの中で話していることを想像しながら「その気になって聞く」ことが早く改善できるコツです。

根気強く続けていくことで、ふと気づけば最初の頃と変わっている自分に気づくことでしょう。

 

心理療法Q&A

 

 

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